こんにちは!
のぶりんです。
今年はコロナのせいで色々なところで生活様式の変更を強いられることが増えてきました。ソーシャルディスタンスを取ること、電車の中では会話を避けるなどの「新生活様式」を取らなくてはいけない事情がある中、新たにAIの活用が生活の中で見られるようになってきました。生活の中のAIは実は身近なところにあるのです。その代表格 が”AIさくらさん”です。これから見かけることが多くなるかもしれないさくらさん、どんなAIなのか、ちょっと調べてみました!
「AIさくらさん」って、なに?
「AIさくらさん」は、株式会社ティファナ・ドットコムという会社が自社開発したAIキャラクターで、音声とテキストでユーザーからの質問に回答する人工知能(AI)による接客システムです。こんな感じの可愛く親しみやすいキャラクターとして作られています。
AIさくらさんは様々な生活のシーンで利用されています。まず、2019年3月24日、東京に新しくできたJR高輪ゲートウェイ駅にAIさくらさんが試験導入されました。駅を訪れた様々な人からの質問に的確に回答してくれます。関西方面ではJR難波駅にさくらさんがいるようです。
もちろんJR高輪ゲートウェイ駅だけでなく、JR東京駅にもさくらさんはいます。ユーザーの質問にどのように答えてくれるのか、JR渋谷駅にいる渋谷さくらさんの例を見てみましょう!
さくらさんは簡単な質問から乗り換え方法などもう少し複雑な質問にも答えてくれます。しかも、日本語だけでなく、英語・中国語・韓国語にも対応していて、外国人からの質問にも対応してくれます。画像のさくらさんはJR山手線渋谷駅にいるさくらさんで、インバウンド旅行者向けにも想定されていることが分かります。 画像には英語での対応例も出てきます。さくらさん、スゴイ!
さくらさんの活躍場所とは?自動検温してくれる
駅のインフォーメーション以外にも活躍場所があります。自動検温システムがついているAIさくらさんもいるのです。例えばモールなどの商業施設。またホテルなど、不特定多数の人が出入りする場所でさくらさんの前に立つだけでサーモグラフィを使い、自動検温してくれるシステムも導入されています。しかも非接触で行えるので、感染の心配はありません。
これはとてもいい設備だと思います。ユニクロなどでは店員さんが体温計を持ってお客さんの体温を測ってから入店させるなどの試みをしているお店もありますが、やはり人員コストを考えるとさくらさんの方が効率的です。もし発熱していたら、病院に行くこともすすめてくれます。
企業の受付嬢にもなるさくらさん
さくらさんは接客システムなので、企業の受付係としても使われています。大企業では受付嬢を置いているところが一般的でしたが、今回のコロナ禍もあり社内の様々なコストを見直す企業も出てくるに違いありません。企業受付では訪問者のアポの確認やそれを該当部署へ知らせるなどが一般業務なので、学習型AIのさくらさんなら充分務まります。
人間の質問の仕方には様々な尋ね方があることでしょう。しかし、AIさくらさんの特徴である自己学習(セルフラーニング)では、使われれば使われるほどその多様な問われ方を学習して自動的に精度を上げていくことができます。さくらさんが行うことのできる業務の例をこちらで見ることができます。
まとめ AIの未来
AIの存在はコロナ以前からありましたし、AIに人間の仕事が奪われるかもしれないという恐怖は言われていました。しかし、コロナが発生したことでよりAI化が加速することは確実かもしれません。というのも、コロナ禍により企業の売上の減少が予想される今、コスト削減を見据えた業務の効率化を推進する向きが増えることも予想できるからです。
人間がAIに勝つためにどのような能力を備えていくべきかという議論は別として、今回はきっと皆さんもこれから目にする機会が増えると思う「AIさくらさん」をご紹介してみました。見た目も可愛らしく、親切で的確に質問に答えてくれるさくらさんは、きっと色々な生活シーンの中で力強い味方になってくれるに違いありません!
私も今度駅でさくらさんを見かけたら、ぜひ、話しかけてみようと思います~♪
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