(厚生労働省ホームページ)
こんにちは、のぶりんです!
コロナ下の状況の今、外へ出る時に絶対に必要なモノ、それは「マスク」です。自分が保菌しているかもしれないリスクを鑑み、マスクをして飛沫を防ぐことは、自分以外の他人を守る意味でもとても重要なこと。
しかしながら、以前は自由に買えたマスクは今は重要高でひっ迫しています。そんな中、アベノマスクにも代表されるように、布マスクも登場してきました。すぐに多くのマスクが手に入れられる環境ではない中で、使い捨てマスク、布マスクを洗って使う必要性が出てきました。そこで、今回は正しいマスクの洗い方について紹介したいと思います。
マスクは洗って使えるの?
ところで今はだいぶ流通が増えてきましたが、少し前まではマスクは中々手に入りませんでした。かつては安ければ50枚入り¥398で買えていたのに、少し前まではたまに売られているものを見かけると50枚入り¥3600で売られていたりしました。
使い捨てマスクに使われているのは不織布で、製造メーカーは基本使い捨てマスクは一度使われると効力を失うため廃棄するものとの想定で作られています。しかし、製紙会社で約30年、不織布の研究に携わり、技術士(繊維部門)の国家資格を持つ奥恭行氏(58)は「使い捨てマスクなので洗えば当然初期性能は落ちますが、不織布マスクは洗濯して使い回せる」と教えてくれました。マスクが潤沢に手に入らないのであれば洗って再利用すべきですよね!
マスクの正しい洗い方 洗う時に気を付けること
では、基本的な洗い方を説明します。
準備するもの
・洗いおけ
・小スプーン
・ゴム手袋
・清潔なタオル
・衣料用洗剤
・塩素系漂白剤
1.まず桶に水を張り、衣料用の洗剤を入れます。使用料は商品の裏に書いてある使用料を参照して下さい。一般的な使用量としては、水2Lに対して洗剤0.7g(小スプーン半分ほどの量になります)です。洗剤をスプーンでよく溶かします。
2. 洗剤の中にマスクを入れて10分間おきます。
3. その後、軽く押し洗いをしましょう。
4.桶の水を流し、新たに水をためてマスクをすすぎます。
5.十分すすいだ後、水気を切ります。
6.まだ汚れが気になる方は、今度は塩素系漂白剤を使います。その時はゴム手袋を着用して下さい(手荒れ防止のため)
7.塩素系漂白剤を桶に入れます。使用料の目安は水1Lに対し15ml程度です。
8.その後洗剤の中にマスクを10分浸します。
9.10分経ったら桶の洗剤を流し、たっぷりの水ですすぎます。2回は桶の水を変えてすすぎましょう。
10.洗い終わったら、清潔なタオルでたたいて水気を取りましょう。
11.水気が取れたら陰干しして乾燥させましょう。洗濯ばさみで干しましょう。
洗い方に関しては、厚生労働省が「マスクの洗い方」の動画を公開してくれています。とても分かりやすいので、ぜひ参考にしてみて下さい。
やってはいけない洗い方とは?
基本的に布マスクも不織布のマスクも洗い方は同じです。
ここで気を付けなくてはいけないことは、布マスクにしても不織布のマスクにしても、繊維を痛める可能性があるので揉み洗いはしないということです。そして、もう一つは乾燥機で乾かさない、ということです。
寿命はどのくらい?
マスクは洗濯によって縮むことはありますが、品質に影響はありません。一日に1回は洗濯することが推奨されています。不織布マスクは10回程度洗濯して再利用が可能とのこと。汚れたらその都度洗いましょう。
まとめ
現在、マスクは生活必需品の一部となっています。基本的には “Stay Home” の新生活様式の状況が推奨されていますが、少しずつ自粛緩和も進み外に出る機会も増えてくるでしょう。その時は自分と相手を守るためにもマスクの着用はマナーとなります。マスクの供給も少しずつ緩和されていくとは思いますが、いつまたひっ迫した供給状態となるかもしれません。そのためにも、マスクを洗って再利用することは生活防衛の一手ともなります。マスクの正しい洗い方の一助となれば幸いです。
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