こんにちは!のぶりんです。
今年2月ぐらいからコロナが世界的に流行し、本当に大きな災禍をもたらしていますね。ニュースを見ても胸が痛くなることばかり…政府が発表した非常事態宣言により、私たちも外出自粛を要請されています。どこにも行けない、レストランにも映画にも行けない…そんな中、一つ私たちにも楽しめて、ある種社会貢献となるようなことがあります。それは、食べ物の生産者の方々を応援することです。
コロナのせいで何が起きてるの?
コロナ災禍は様々なところで私たちに影響を及ぼしています。本当に色々なところで影響が出ているのですが、それは私達が日々食べる食べ物にも及んでいます。中でも高級食材の生産者の方々に特に大きな被害が出ています。インバウンド需要が激減したことに伴って飲食店での外食需要や宴会も激減し、そのせいで高級食材が行き先をなくして値崩れがひどくなっているのです。そこで、助け舟を出したのが、「イオン」を展開するイオンリテール。イオンは3月18日から「水産物応援セール」として花咲ガニやアマダイ、キンメダイ、バフンウニなどの高級魚介を3〜5割安い価格で販売し始めました(千葉県習志野市、イオン津田沼店)。同店を含む首都圏のイオンスーパーの6店舗ほどでは、3/20から22日までもセールを実施、その後水産物市況を見て断続的に実施していく予定とのことです。
高級食材の値崩れが起きている
では、具体的にどんな食材が値崩れを起こしているのでしょうか?
こうして見てみると、殆どの食品が値下がりしています。フグなどは4割の価格下落。東京、銀座の高級和牛を扱う焼き肉店でも2月下旬から企業の接待や中国人観光客の来店などが減り、売上が成り立たなくなってきていました。その時期から来店客は二人連れが多くなり、団体客や中国人観光客は少なくなっていたとのこと。
東京食肉市場の2月下旬の高級牛肉(A4ランク)の平均卸売価格は1キロあたり2026円と、前年比で約19%安。東京・豊洲市場ではクロマグロの2月21~27日の卸値は、中心価格帯で1キロあたり4134円と、前年比で27%安。クロマグロの上級品は例年2万円前後をつけたものの、今年は半値ほどになっています。「ノドグロ」と呼ばれる高級魚のアカムツやウニも2~3割安くなっていますが、でも、「どんなに安くても売れない」と豊洲市場の仲卸業者からは嘆きの声が上がっています。
肉や魚だけではない、同時期の高級果物の高級メロンの卸値は18%減、イチゴは25%減(いずれも中心価格帯)となっています。これは宿泊客の減少によって、ホテルなどでのデザート需要の減少が大きいからとのことです。
大手スーパーでの取り組み 消費者への還元策
そんな食品の生産者さんたちを少しでも応援しようと、「新型コロナ」の影響で値下がりしている牛乳・野菜・国産牛・高級魚をお手頃価格で販売する試みに取り組むスーパーがあります。農林水産省も推進しているキャンペーンですが、どんな商品が並んでいるのでしょうか?
例えば、伊勢海老は一尾980円でこちらも普段の半額。真鯛は一尾1980円。伊勢海老は生きているのでそのままお刺身にしても美味しいですし、頭の部分は出汁を取って汁物にしてもいいそうです。
普段は手に入らない高級品で食卓を彩ろう!
全く予期せずして起きたコロナ騒動ですが、それを上手く乗り切るには少しでもウィルスに負けない強い体を作ることが大切。強い体を作るために必要なものの一つは、何と言っても「栄養」です!
高級食品により栄養が詰まっているのかどうかは定かではありませんが、ちょっと贅沢な気持ちを味わうことで、沈みがちな気分を上げることはできますよね?こんな行動を目いっぱい制限されてしまってる時は、気持ちを上手く切り替えることも重要なことです。
こんなクラウンメロンは食卓をとっても華やかにしてくれること間違いなし!クラウンメロンも一個2500円ほどで、普段の価格の3~4割り引きで販売されています。
こちらのイチゴも素敵ですね。特に小さなお子さんはイチゴが大好きですよね♪
まとめ
さて、今回はコロナ災禍のために過剰在庫になってしまい、困っている生産者の方々を助けるためのスーパーの試みについてご紹介しました。生きていると色んな問題が起きてきますが、このような災禍は私も初めて経験します。きっと殆どの皆さんにとってもそうだと思います。
でも、知恵を絞って助け合おうとすることはできる!イオンリテールの試みは素晴らしいと思いました。正攻法では売れなくても、別のやり方で消費者の届けることはできるいい例と思います。
もちろん贅沢品なので、しょっちゅう買えるとわけではありませんが、こういう形で生産者の方々を支えられたらなと心から思います。
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